こんにちは、大野塗装工業です。
当社では、安全で働きやすい職場づくりの一環として、年に2回「ヒヤリハットアンケート」を実施しています。
これは、従業員一人ひとりが日々の業務の中で感じた「ヒヤッ」とした体験を共有し、それをもとに改善活動へつなげていく取り組みです。
今回は、そのアンケート結果から実際に行った改善活動をご紹介します。
通路の段差でヒヤリ…
アンケートでは複数の従業員から、
「製品倉庫へ向かう通路の一部に段差があり、フォークリフト走行時に『ガタン』と大きな揺れが生じ、製品を入れる箱が落ちそうになった」
という声が寄せられました。
現場を確認したところ、確かに通路に小さな段差があり、フォークリフトが通過すると大きな振動が発生していました。
これは早急な対応が必要です。
「SPダンフリー」で段差をしっかり補修
ホームセンターや通販で手に入るような簡易的な補修材では、フォークリフトの重量には耐えられません。
そこで今回は、日頃よりお世話になっている神東塗料さんから、高耐久段差補修材「SPダンフリー」を購入しました。
「SPダンフリー」は、同社の道路事業部が一般道路の補修にも提案している製品で、強度・耐久性ともに信頼性は抜群。
さらに、
・アスファルト色/コンクリート色の2色展開
・約15分で硬化し、車両走行が可能な速乾性
といった特長があり、忙しい作業の合間にも短時間で施工できます。
構内の段差補修レポート
① 施工前
小さな段差でも、大きな事故につながるリスクがあります。
■ 段差が生じたアスファルト舗装の通路
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✅ 材料紹介
使用した材料はキット化されており、誰でも安全に施工できる仕様です。
■ 補修キットの材料
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■ 施工手順書
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② 施工中
ヘラやコテがなくても、適当な板を使えば簡単に平らにできます。
思った以上に簡単で、誰でもスムーズに作業できそうです!
■ 段差を補修している様子

③ 施工後
今回は約10分でしっかり硬化し、すぐにフォークリフトも問題なく通行できるようになりました。
本来は、道路補修用の材料として作られた「SPダンフリー」。通行止めが難しい現場で採用されていることにも納得です。
■ 段差補修完了後の安全な通路
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まとめ
ちょっとした段差や不具合でも、放置しておくと重大な事故につながる可能性があります。
だからこそ、現場の声をすばやく拾い、改善につなげていくことが大切です。
「SPダンフリー」は、安全衛生活動にも最適な製品。手軽に扱え、しかも耐久性は本格的です。
ぜひ皆さんの職場でも活用してみてください。
今後も、従業員全員が安心して働ける環境づくりを目指して、改善活動に取り組んでまいります。